こんにちは!
卓球の用具はいろいろあって迷いますね。
特に最初の用具は何を基準に選んだらいいかさっぱりわかりません。
そんな用具選びに困っているあなたに、卓球歴20年以上の私が最初に選ぶ用具の基準を教えたいと思います。
最初にそろえるべき用具は下記になりますので順に説明していきます。
- ラケット
- ラバー
- シューズ
- 球
- ユニフォーム
- ゼッケン
ラケットとラバーに関しては非常に話が長くなりますので、今後別記事を作成しようと思います。
とりあえず今回はさわりだけ説明しようと思います。
ラケット
まずラケットの種類は大きく分けて2つあります。
ペンフォルダーとシェークハンドです。
(さらに細かく分けるとガンモデルやテナリーシリーズなどありますが、一般的ではありません。)
最初はこの二つからどちらにするか選びます。
それぞれ特徴があり、向いている技術や戦術に大きく影響しますが、特別優劣はありません。
ペンでもシェークでも強い人は強いし、弱い人は弱いので、完全に好みで問題ありません。
しっくりくるほうを選択してください。
最近の傾向ではシェークハンドの選手のほうが多く、プロ選手にもシェークハンドの選手が圧倒的に多いです。
ペンフォルダーはペンを握るようにグリップするのが特徴です。
主にラケットを指先で支えるので、ラケットの取り回しがよく、台上技術がやりやすいです。
またラケットの重量をよく感じることができるので、体重や遠心力ののった重い球を打つことができます。
ペンでも裏面にラバーを張ってシェークのように打球することも可能です。
また反転式といってラケットをくるくる回す戦型も存在します。
バックハンドはシェークでないと振れないと思っている方もいるかもしれませんが、
ペンでも強力なバックハンドを打つことができます。
どれだけの人がこの田崎選手を知っているかわかりませんが、卓球界のペン表ではレジェンドな人物です。
私は全国大会の試合会場の観客席で見かけたことがあるのですが、
田崎さんだ!
と一人興奮してました。
またぺんは基本的にはラバーが一枚なので費用も安くすみます。
ペンはグリップが命でみんなやすりで削って自分用にカスタマイズしています。
そのため唯一無二の一生モノとして「ラケットが折れたら卓球をやめる」と言っている方もたくさんいます。
有名なプロ選手としては許昕選手、日本人では吉田海偉選手です。
ピンポンのペコもペンですね。
シェークハンドは握手するようにラケットを握る持ち方です。
一番の特徴としてはペンに比べてグリップの種類がたくさんあります。
そのため持ちやすい形状を自分で探すことが多く、ペンと違って唯一無二ではなく、何本も持っているラケットコレクターのような人もいます。
バックハンドを自然に振ることができるので、ペンでバックができないからシェークにするという選手もいます。(私がそうでした。)
また現在ではチキータという強力なレシーブ攻撃があります。
シェークの選手はみんなこの技術を戦術に組み込んでいます。
基本的に形状もシェークのほうが大きく、両面にラバーを張るため重量はペンより重くなります。
現状では絶対数が多いので教わりやすいことと、
プロ選手もシェークハンドの選手が多いため真似しやすいというメリットがあります。
しかしみんなシェークなので特徴がつきにくく、相手からしたらやりやすいというデメリットもあります。
また守備的な技術もやりやすく、シェークで鉄壁の守備で勝つスタイルのプロ選手もたくさんいます。
またカットマンという下がって、しのぐスタイルもシェークの特徴だと思います。
プロ選手だと馬龍、日本人だと水谷準選手、張本智和選手が有名です。
ピンポンのスマイルもシェークでカットマンです。
シューズ
ピンポンでは「全然違う!」と言っていますが、
ぶっちゃけ何でもいいです。
小中高生なら体育館シューズで十分です。
また卓球シューズではなく、フットサルシューズやバトミントンシューズでやっている人もいます。
メーカーで選ぶならミズノとアシックスから選ぶことになります。
卓球メーカーの出しているシューズも上記のメーカーと提携しているので基本は一緒です。
モデルによっての特徴のが大きいですが、基本的にミズノのほうがシューズが固く、しっかりしていて、幅広になってます。
アシックスのほうが軽くて柔らかいシューズになっていることが多いです。
私はアシックス派ですが、デザインで決めてしまっても問題ないと思います。
球
昔の卓球ボールは素材がセルロイドでした。
メーカーによってあまり差はなく、どのメーカーを使っていても大して問題にはなりません
ただセルロイドはよく燃えることから素材変更されています。
現在の卓球ボールはプラスチックで作られており、メーカーによって全然弾み方や回転のかかり方が全然異なります。
また地域や大会によって使用されるボールが違っていて、よく物議をかもしています。
自分が住んでいる地域でよく使用されている球のメーカーを把握して、そのメーカーの球で練習することを推奨します。
そんなこと言ってもという方には、話に聞いたイメージですが、東京はバタフライ、関西はTSP、その他はニッタクといった感じです。
最近の全日本選手権ではバタフライを試合球にしていましたし、基本はニッタクかバタフライでよいと思います。
私は基本ニッタクで練習していて、次の大会の使用球によってはその球で練習するというようにしています。
ユニフォーム
なんでもいいです。
言いたいところですが、意外と大切でなるべく通気性の良いさらっとした素材のものが好ましいです。
ユニフォームが体に張り付くとうまくスイングができません。
また日本卓球協会から認定されたJTTAマークが入っていないと大会に出場することができません。
上下両方に入っていなければいけないので、どちらもマークが入っているものを選んでください。
JTTAのワッペンには現在黒と赤の二色あります。どちらかが入っていれば試合で着用できます。
重要度はラケットとラバーが大きいです。
ここにはある程度費用をかけたとしても、自分の理想を探したほうが卓球が楽しくなると思います。
ただ高ければよいということではないので、選び方についてはまた別記事で詳しく解説したいと思います。
最初からラバーの張ってあるラバー張りラケットというものもありますが、それとの性能差は歴然ですので是非ラケットとラバーは別々で購入することを推奨します。
ちゃんと安くてもプロでも使用している素晴らしい用具もありますので、用具選びを楽しんでください。