こんにちは!
「卓球どうすればうまくなるのかな?」「卓球はどうやって教えればいいんだろう?」
と困っている方いらっしゃいませんか。
今回は卓球を上達するためにまず何をすればよいのかを示していきたいと思います。
- 私の経歴
- 最初にやるべきことは目標
- なぜ目標なのか?
私の経歴
まず私は趣味として卓球を長年やっています。
暦でいうと20年以上30年未満で小、中、高、大、社会人と続けています。
それだけ長く続けていると腕前もそこそこ(全国大会出場できるかできないかぐらい)で、
今では子供に卓球を教えることもあります。
最初にやるべきことは目標
そんな私が考える指導に関してまず真っ先に行うべきことそれは
「目標設定」です。
具体的には段階を分けて目標設定することが望ましいと思います。
- すぐの目標
- 1年後目標
- 最終目標
実際にはもっと細かく設定してもいいと思いますが、
ざっくり少なくとも3段階以上に分けるとよいです。
立てる目標の具体例としては
- 全国出場とか
- 市大会優勝とか
- 地方大会(中部日本や東海大会など)ランク入りなど
具体的であればより良いと思います。
なぜ目標なのか
指導において最も不幸なことは指導する側とされる側の目標がアンマッチしていることです。
指導するほどの人は卓球が好きで教えること自体は嫌いではありません。
しかしこの目標レベルがずれていると不必要に厳しい練習になったり、
逆に甘い練習になったりと両者が求める結果になりません。
コーチ側では「なんでこんなこともできないんだ」と感じたり、
「このぐらいできなきゃ話にならないだろ」と感じます。
生徒側では「なんでこんなきついことしなきゃいけないんだ?」
「そんなことやりたくない」
「練習が甘すぎてとてもうまくなれる気がしない」と感じます。
これを避けるためには一番最初にどのレベルを満足するための技術や努力をするつもりなのかをコーチと生徒でよくすり合わせておく必要があります。
ここからは私の経験ですが、初めて人に教えたのは中学生のころ同級生や後輩に教え始めた時ですが、
今考えてみてもとても酷い教え方だったと実感しています。
自分が教えられてやってきた方法をただただやらせる、できなければ違うと指摘する。
教わっている同級生はおそらく私ほど勝ちたい、うまくなりたいとは思っていなかったのでしょう。
また私とは体格や考え方、プレイスタイルも違ったのに一律して自分のやってきた方法を教えていたことにも問題があると思っています。
その後は小学生や中学生に教える機会も増え、教え方にだいぶ方向性が決まってきました。
どんな教え方をするべきか。
これについてはまた別の記事でしっかり描きたいと思いますが、
まず大事なのは目標設定。
今回はこれを強く言いたいです。
ぜひコーチ側は教えている生徒が一体どこまで頑張るつもりなのかを一度話し合ってもらいたいと思います。
また生徒側はコーチに自分がどこまで強くなりたいのかを伝えてみてほしいと思います。
ちなみに目標設定は卓球という狭い分野だけでなく、
社会人の仕事に関しても重要なことで大企業では必ず中長期の目標を発表してます。
社会人の世界ではPDCAを回すといいます。
またスポコン系漫画でも目標設定の重要性について語られています。
そんな事実もありますので、目標設定をぜひ試してほしいです。